パリでのクレジットカード暗証番号事件!
あれはフランスに住む姪を訪ねて、初めて海外へ行ったときの出来事です。
姪夫婦が空港の出迎えから、パリ、モンサンミッシェル、サン・マロ、ノルマンディ観光を
アレンジしてくれて、 通訳は姪のフランス人のご主人がしてくれるという、まさにお殿様気分の旅でした。
長い滞在できっと和食が恋しくなるからと、
パリで和食の朝食がいただける「インターコンチネンタル ル・グランホテル」に宿泊しました。
オペラ座の正面という好立地、しかも一階にはパリの顔ともいうべき「カフェ・ド・ラ・ペ」があって、 東京店には何度か行ったことがあるけれど、本場本店のテラスで歴史を感じながらカフェを頂くことができ、本当に感激でした!
また、毎朝朝食を食べた一階の「La Verriere」は、格調高いインテリアと、
ガラス張りの大きな屋根から差し込む自然光が溶け合って、ちょっと暗めだけど、オレンジ色のランプの色とのコントラストが なんともいえない素晴らしい雰囲気でした。
本場だけあって、カリカリのバゲットや
上手に食べないとパラパラ~と崩れ落ちてしまいそうな焼きたてのクロワッサンやパンオーショコラーなどなど、 とにかく朝が待ち遠しくなるほど、素敵な朝ごはん!
それに、言うまでもなくサービスも親切で、またパリへ行ったらぜひ泊まりたいと思うほど、素晴らしいホテルでした。
憧れのパリを存分に満喫して、これからモンサンミッシェルへ発つ日となり、チェックアウトとなりました。
良いところを案内してもらったし、格好良くここは自分が決済しようと姪の旦那さんに頼んで自分のカードを渡すと、
端末を渡され、「暗証番号をお願いします。」と。
自分は日本同様に、承認ボタンを押して、「じゃ、サインで。」と答えると
「???」な顔をされ、
なんと!暗証番号じゃないとダメだと言うのだ!!
そういえば、「海外ではカード決済のとき、暗証番号が必要だからね。」と出発前に妹に言われたことを思い出した!
これは大失態!!と思い、すぐさまカード会社へ問い合わせると、
「郵送でご自宅へお知らせします。」なんぞ期待はずれなことを言うので、
すこし大袈裟に
「こっちは海外にいて今まさに決済しないと仕事のお客さんに恥をかくところなんです!
あなたに権限がないのなら、上の方をお願いします!!」
と少々荒っぽく言うと
「今回に限りまして・・」と本人確認後、暗証番号を教えてくれた。
ほっ!
無事決済ができて良かったものの、もしこれで出来なかったら大恥をかくところだった。汗
こちらの人は用心もあって、現金をあまり持ち歩かず、パン一個からカードで買うらしい。
ケーキ屋さん、本屋さん、小さな個人商店でも、カード端末が用意されいて、サインではなく暗証番号で決済可能なのだ。
普段カードに慣れていない方は、気をつけてくださいね(*^_^*)
これから、日常のことや旅先での面白い話など綴っていきます。
どうぞよろしく。